2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

もしも教員になったらこんな面接をする。

宝くじが一万円分当たったら何に使おうかと考えるのと同じように、私ももしも将来研究室を持ったらどんなことをしようかということを考える。最初に考えるのは面接についてのことである。 人気のない研究室も人気のある研究室も、研究室配属の際には面接をす…

学力低下も問題ではあるが。

学力の低下と見なされる状況が観測され、その低下を食い止めるためにはどうしたらいいかという議論がなされているが、本当に目指さなければならないのは、学力の向上だろうと思う。 学力の低下を食い止めるという概念は、みんなにペーパーテスト(およびそれ…

硬貨識別と音声認識。

先日、パターン認識の例として、「硬貨識別」と「音声認識」をほぼ同列に書いた。ここにすでに「音声認識」を難しくしている問題がある。「硬貨識別」と「音声認識」は同列に扱ってしまっていい問題なのかどうか、まだ分からないのである。 まず、先日なぜ私…

行間には何が存在しているのか。

タイトルには「行間」と書いたが正確には「文と文の間」の話である。今日の日記では、「文と文の間」には何が存在していて、それがどれくらい大事かということを語ろうと思う*1。 まず最初に、なぜこんな話をしようとしたのかを説明しておこうと思う。最初は…