「ロボカップ日本優勝・家庭用ロボット部門」に関して。

 簡単に書く。いつものような論考みたいなものとしてではなく、ニュース代わりとして読んでほしい。

 http://scienceportal.jp/news/daily/0808/0808061.htmlに書かれているとおり、ロボカップで日本チームが優勝したそうである。14チーム中1位だそうである。部門としては「家庭用ロボット部門」だそうである。電気通信大学NICT玉川大学の合同チームである。

 プレスリリース | 404 File not found | NICT-情報通信研究機構NICTによれば、「最終審査では、従来のロボットでは不可能であった未登録語学習技術を実証したことが高く評価され、総合優勝しました」とのことであり、おそらくベイジアンモデル選択に基づく知覚特徴量を用いた抽象的語意の学習に書いたことをさらに発展させた内容であろう。

 未登録語学習技術は、岩橋直人氏がかれこれ十年近くとり組んでいる研究であるが、論文としてはロボットによる言語獲得: 言語処理の新しいパラダイムを目指してあたりに中核となる方向性がまとめられている。今回の優勝を論じるとしたら、この論文は押さえておくべきであるが、難解な日本語で書かれている。