サイバー大学の長期インターンシップ。

 本日の日記も私的な日記であり、関係各所の意志とは無関係である。と前置きをしたところで私がアルバイターとして所属しているサイバー大学ソフトバンクグループ)の話である。なお、サイバー大学というのはインターネットを利用した通信制の大学である。社会人学生が大半を占める。

 私もプレスリリースと同時に聞かされたのだが、サイバー大学の三年次にソフトバンク関係の特定の会社で一年間働いてみることができる制度ができるらしい。会社で一年間働きながら、帰宅後や休みの日にインターネットで授業を受けるのである。そして、働きぶりによってはその会社から推薦を受けることもできる(内定ではない)。題名にも書いたが、要は、長期インターンシップである。詳しくはプレスリリースをご覧ください。

 就職活動の時期が年々早まっていて困るという意見が多い今の世の中で、もっと早くどっぷりと就職活動をさせてしまおうという制度なので、何かと物議を呼びそうだと思うのだが、これはこれでありなのかなとも思う。サイバー大学はそもそも社会人学生が半数以上を占めているので、働きながらの学習に問題はない。働いている会社から推薦がもらえれば四年次の卒業研究に没頭することができるし、推薦がもらえなくても現場で働いた経験があるというだけでほかの就活生よりも有利だろう。

 難を言わせてもらうとしたら、このインターンシップの条件に「高校卒業後未就業で入学した者」とあることである。そのときに正規雇用されていない人だったら誰でもいいのではないかと思うのだが、そうはいかないのだろうか。

 また、ほかの通学制の大学の夜間主にこういった制度があってもよいようにも思える。と書いて思い出したが、私の出身大学である電気通信大学でも、毎年春になるとmixiのコミュニティで在学生に対してアルバイトの募集をかけているIT会社のOBがいる。大学が後押ししているかどうかという違いはあるものの、似たようなものなのかもしれない。