コンピュータ将棋の駒落ちに関する雑記、その1。

 将棋には「駒落ち」というハンデ戦があります。強い方の人が駒をいくつか使わないというルールです。初期局面は例えばこんな感じです。

 この駒落ちは、将棋の文化としては、「純粋なハンデ戦」としての側面と「指導将棋用のルール」としての側面の主に2つがあります。どちらもルールとしては変わりませんが、強い方の人(これを「上手(うわて)」という)が全力を出すか出さないかなどの違いはあります。弱い方の人(「下手(したて)」)は常に全力です。

 ここまでが前置きです。

 この駒落ちとコンピュータ将棋をからめて、これまでに雑記を5回書いたので、それにリンクを張ります。今日の日記はこのリンク先が主役です。手抜き更新ともいいます。話が進むにつれて徐々に内容が薄くなります。

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https://plus.google.com/u/0/108007043574812149024/posts/NrCybGyDi4r

 11月15日。初回です。

 コンピュータ将棋の駒落ちの論文を探してみたという話です。結論としてはそのものずばりの論文はないのではないかという手応えです。

 なお、二人の方から「コンピュータ将棋の進歩(http://www.amazon.co.jp/dp/432002799X)」に「相手モデルを考慮するゲーム木探索」という項目があると教えていただきました(現在図書館で予約中です)。

 それから、冒頭の引用に登場する「山崎さん」というのは、この記事を書いた人です(「ビジネスとしての将棋を議論した後の「感想戦」」http://gendai.ismedia.jp/articles/-/34059)。

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https://plus.google.com/u/0/108007043574812149024/posts/jQRdigxhsYX

 11月29日。

 人間が上手側で指すときの考え方について、いろいろとウェブページを読んでみたという話です。駒落ちに関するスタンスの話でもあります。結論としては、みんなばらばらのことを考えているというものでした。

 なお、「最強の駒落ち」という本は、先日、「駒落ちのはなし(http://book.mycom.co.jp/book/978-4-8399-4476-6/978-4-8399-4476-6.shtml)」という題名で再編集されたようです。

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https://plus.google.com/u/0/108007043574812149024/posts/AfZGmEqLi5b

 11月29日。前回と同じ日付ではありますが、一晩寝ているはずです。

 駒落ちによる指導についての単なる作文です。

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https://plus.google.com/u/0/108007043574812149024/posts/QRFvkprT4wm

 11月30日。

 真剣勝負としてのコンピュータ将棋の駒落ちについての作文です。結論としては、「下手の読み筋」という盤外の要素を考慮しなければならないのではないかということです。

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http://tihara.hateblo.jp/entry/2012/12/06/121428

 12月6日。少し間を置いています。また、ブログを引越ししました。

 前半は雑文です。駒落ちが好きだという個人的な趣味の話です。

 後半は、ミニチュア将棋に関する短い作文です。

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 今のところはここまでです。

 専門の音声の研究とは違って、このコンピュータ将棋の駒落ちは私には手におえないのではないかという気がしています。というわけで、今回のエントリが、誰かがコンピュータ将棋の駒落ちの研究を始めるきっかけになったらいいなと思っています。

 今後もコンピュータ将棋の駒落ちについては自分なりにゆっくりと考えていきたいなと思っています。ある程度溜まったらまたこのブログに書きます。自分にあまり期待していませんが。