ギークな人たちに対抗して言語な人たちもけまらしく集まってみた。

 関東日本語談話会という歴史のある学会が学習院女子大学で開かれ、そこに言語系はてなーたちが多く集まるという情報をid:nosemさんから聞きつけたので、参加してきた。なるほど確かに、たくさんの言語系はてなーたちがいた。たくさんいすぎて把握しきれていないのだが、談話会の内容は置いておくとして、印象に残っている人を紹介する。

 まずは、id:nosemさんである。この人は苦悩に満ちた教員生活を送っていることで有名である。癒し系である。今回、言語系はてなーたちを集結させたのはこの人であるが、自分は談話会が終わると早々に帰っていった。id:dlitさんのところでは、お会いできるのを楽しみにしているということを書いていたが、実際にはほとんどid:dlitさんとは喋っていない。口には出さずとも、みんな談話会終了後にはid:nosemさんをいじろうとしていたはずであるが、彼はその楽しみを奪っていったのだった。

 id:dlitさんも来ていた。というか、彼の専門分野であるはずなので、この談話会にはふさわしい人である。話によれば、サッカーボールを自在に操るとのことだった。そういう先入観を植えつけられると、なんとなく顔がサッカーの中田選手に見えてくるから不思議である。本当はいろいろと深く掘り下げて喋ってみたかったのであるが、そういう場の雰囲気ではなかったので充分に喋ることができなかった。残念である。なお、何かと顔の広い人らしい。

 id:nosemさんに呼ばれたid:hukiraさんは、昨日まで私は存じ上げなかったのだが、自然言語処理の人だそうである。エンジニアリングの同志である。談話会では私と彼だけ「専門に関係ない」ということで浮いていた。彼がちらっと話してくれた研究内容が面白そうだったので詳しく聞いてみたかったのだが、聞いている時間がなかった。残念である。

 id:negenさんは、どうやらお互いに知らなかったようなのだが、彼は「ツンデレ言語学」なる分野で有名であるらしい。彼曰く、「べ、別に」で検索すると彼のブログが上位に来るとのことであり、実際にその検索語で来た人もいるらしい。その話をしたときの周りのツッコミは、「どういう意図で『べ、別に』を検索したのだろう」というものだった。

 その他、いろいろなはてなーが来ていたようだったが、把握しきれていない。ごめんなさい。

 ところで、文章を書くときに「てある」「てあった」という表現を私はあまり使わないので、「てある」の発表はさっぱり頭に入って来なかった。「が〜てある」「を〜てある」自体が、非文とはいかないまでも違和感のある文に見えてしまうのである。このブログを検索してみたところ、私が「てある」という表現を使うのは「と〜てある」「は〜てある」の二つのパターンがほとんどであるらしく、どちらもエントリ数のわりには数が少ない。ただし、口頭では「を〜てある」もよく使う。